生きもの調査イベント実施
石川県津幡町で運営するMISIAの森で、いしかわ里山づくりキャンペーンの一環として生きもの調査を開催しました!
生きものを探そう
石川県森林公園にある約5ヘクタールの「MISIAの森」では、2011年5月の開設以来、四季を通じて森の整備及び森にすむ生きもの調査を通じて、森の保全状況を知る手掛かりとしてきました。これまでにもより広く、そして親子で森の整備や森を知る活動に参加することが可能な取り組みとして、下草刈など森林整備活動や、森の現状を知るためにゲーム機を用いた生きもの調査を実施してきました。
昨年に引き続き、今年もMISIAの森に暮らす生きものは何か、森林インストラクターのガイダンスを受けながら、自分たちで「探す」とりくみを開催、約40名が参加しました。
ゲーム機を使った生きもの調査
今回イベントで使用したのは、人気携帯ゲーム機のニンテンドーDSiTM。ニンテンドーDSi用ソフト「じぶんでつくる ニンテンドーDS ガイド」を使って、森にすむ生きものたちを撮影し、「MISIAの森ガイド」としてまとめました。
イベントでは初めにニンテンドーDSiの使い方を学んだあとで、2班に分かれて森林インストラクターの先生と一緒に森を回りました。秋の森では、美しい紅葉の中、産卵を終えたカマキリやリスやネズミの食べ残したドングリやマツボックリを見ることができます。また、MISIAの森で間伐が行われた場所で、たくさんの種類のキノコを見つけることもできました。
参加者は先生の説明を聞きながら、ゲーム機を使って発見した森の生きものを撮影していきます。中には200枚以上を撮影した人も。
撮影後、MISIAの森に隣接するインフォメーションセンターに戻って、ガイドつくりに挑戦。ガイドには自分が撮影した写真の中から何枚かを選び、森林インストラクターから教わったことや、森で発見したことを、思い思いの言葉で紹介しました。
参加した方からは、「面白かった」「また参加したい」「生きものがこんなに森にいると思わなかった」など、さまざまな意見をいただきました!
造られた音声付ガイドは、まとめられて「MISIAの森のガイド」としてインフォメーションセンターで紹介されます。ガイドはセンターで試聴することができるほか、自分のゲーム機を持参すると、ダウンロードしてみることも可能です。
ガイドは後日展示されますのでお楽しみに!
【2012年度は、公益社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金中央事業・一般公募事業」の助成を受けて、昨年に引き続きゲーム機を用いた生きもの調査や森の整備活動を実施しています。】
2011年に開催、制作された「MISIAの森ガイド」情報はコチラ→http://satoyamabasket.net/forest/2011/11/nintendo-guide.html
※「じぶんでつくるニンテンドーDS ガイド」について詳細はhttp://www.nintendo.co.jp/ds/dsiware/kg3j/index.html
※じぶんでつくる ニンテンドーDS ガイド:(C)2010 Nintendo.ニンテンドーDSは任天堂の登録商標です。