[MISIA Report]Japan NightにMISIAが参加 TICAD V名誉大使として
1月24日、スイスで行われたダボス会議(正式名称:世界経済フォーラム/World Economic Forum)で開催された日本政府主催イベントにTICADV(てぃかっど・ふぁいぶ)名誉大使としてMISIAが参加しました。
ダボス会議を主催しているのは、スイスに本部を置く国際NGO「世界経済フォーラム」。
1971年にスイスの経済学者クラウス・シュワブ氏によって設立されたこのNGOは、「世界の現状の改善に向けて取り組む」ことを目的にしているもの。
特に毎年1月にスイスのリゾート地であるダボスで5日間にわたって開催される年次総会は、著名な知識人やジャーナリスト、トップ経営者や政治家らが世界各地から2000人以上参加し、国際紛争、貧困、環境問題など世界的な懸念事項について話し合う場として、特に欧米では高い注目を集めています。
公式プログラム以外にも200以上のセッションが開催される、まさに一大イベントのダボス会議です。
MISIAが参加したのは、1月24日に日本政府が主催した「ジャパンナイト」。
会場には700人以上に上る、通称「ダボスファミリー」が集合!
準備された日本独自の「お弁当」や國酒(日本で製造された日本酒や焼酎などのお酒のこと)を楽しんでいました。
今回の目玉は、日本が世界に誇る「IT技術」や「最先端医療」など、いくつかのテーマに基づき、2人でトークする公開イベント。日本のトップ経営者の方はもちろん、ノーベル平和賞を受賞された、バングラデシュのムハマド・ユヌスさんが参加されるなど、そうそうたるメンバーが出演!!
MISIAはそのうちの一つ、「Everything― 一緒なら変えられる(Everythng: What We Can Make It)」というタイトルでのセッションに緒方貞子(JICA特別顧問)さんと参加しました。
緒方さんといえば、元国連難民高等弁務官であり、JICAで理事長も務められた、国際協力の分野の大先輩。なんと緒方さんは前からMISIAのアフリカ支援の活動をご存じで、ダボスでもMISIAと楽しそうにブースを覗かれていました。
トークセッションで話題に上がったものの一つが、MISIAが1月に視察したセネガルの給水塔。JICAの支援で建設された給水塔により、村の衛生が改善し死亡率が減少しただけではなく、水汲みから解放された子どもが学校に通えたり、女性が収入創出活動に参加できるなど、生活の改善にもつながったことをMISIAが報告すれば、緒方さんからは日本のアフリカ支援のきめ細やかさについてご紹介いただくなど、話も盛り上がります。
「knowing is the doorway…(知ることからすべては始まります)」というMISIAの力強いメッセージには、会場から大きな拍手が寄せられました!!
今回MISIAはTICAD V名誉大使として、6月に横浜で開催される世界最大のアフリカ開発会議「TICADV」の告知もかねて参加。5年に一度日本で開催されるこの国際会議は、アフリカのことを日本が知る大きなチャンスとなります。
MISIA、そしてmudefでは今後も名誉大使として、アフリカのことを伝えていきますので、お楽しみに!
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