X’masに馬との触れ合いイベント

今月22日、横浜市の児童自立支援施設「向陽学園」で、馬との触れ合いを体験する「クリスマスイベント」を実施しました。

向陽学園は、学校や家庭に上手くなじめない小学生から18歳未満の子どもを対象に、必要な勉強や生活指導を行って自立を支援していく施設です。子どもたちは園内の4つの寮で生活し、同じ敷地内にある学校に通いながら自立に必要な様々なことを学んでいます。

今回、イベントに参加したのは、学園の小学生と中学生およそ20人。

馬を通じた社会貢献活動を行っているEFP(Equine Facikitated Project)のみなさんにご協力頂き、園内のグラウンドで4頭の馬との触れ合いを楽しみました。

 

まずは、馬に馴れるためのスキンシップ。

馬を引いて歩いたり、エサのニンジンをやったりしながら、馬との距離を縮めます。

その後、早速、乗馬を体験しました。ほとんどの子どもが馬に乗るのは初めてで、最初はみんな緊張した様子…

体も固まっていたのですが、EFPのボランティアの方に教わっているうちにだんだんとコツを掴み、最後は馬の上で色々なポーズ♪友達や先生も、ポーズが決まるたびに拍手をしていました!最初は怖がって子どもも含めて、全員が馬に乗ることができました。

そのあとは、4つのグループにわかれ、馬を引きながらのレース。馬がなかなか走ってくれなかったり、逆に引っ張られりしながら全員で走ったレースは大盛り上がりでした!

最後は全員で感謝を込めて毛繕いを行いました。

子どもたちからは「楽しかった!」「また乗りたい」という声をたくさんもらい、園の先生からも「子どもたちの表情がびっくりするくらい良くなった」とお礼の言葉を頂きました。

ここにいる子どもたちは様々な背景を抱えながら生活しています。

そんな彼らにとって、今回の経験が日々の生活を支える温かい思い出となってくれることを願っています。

ご協力頂いたEFPのみなさん、本当にありがとうございました。

※写真は、向陽学園の許可を得て、撮影・掲載しています。

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