2017年国際生物多様性の日に向けたMISIAメッセージ
私たちは衣・食・住の全てにおいて、生物多様性の恩恵を受けています。
けれど現在、絶滅の恐れのある野生生物は2万種以上にものぼり、
生物多様性が失われようとしている現実があるのも事実です。
その現状を変えようと世界も動き出していますが、
何よりも大切なことは、その事実に目を向け行動を起こす、一人一人の意識だと思います。
この日は、「グリーンウェーヴ」と呼ばれる
世界中で植樹をしようと呼びかけている日でもあります。
植樹という行動でも、今日口にする食べ物がどんな経緯をへて届けられているのかを
考えることでも、生物多様性とは何かを学ぶことでも、
自然環境や人間以外の生き物にもなるべく負担をかけない生き方や生活の仕方を模索することでも、どんな形でも良い、生物多様性について思いを馳せてみませんか。
生物多様性が与えてくれる恩恵はあまりにも当たり前に普段の私たちの生活に
溢れているので、こうしてあえて意識してみることも大切なことだと思うのです。
また、今年の生物多様性の国際テーマは「生物多様性と持続可能な観光」。
地域地域の景観や、植物や動物、そして文化など、
生物多様性がもたらす観光への恩恵にも大きなものがあります。
その地域地域の生物多様性が守られるよう、
ゴミを出さない、むやみに動植物を傷つけたりしない、その地域地域の文化に関心を持つなど、観光をしながら意識を向けていくことも良いかもしれません。
私たちが生物多様性について考えたり行動したりすることは、そんなに大変なことではなく、
日々の生活の中でできることかもしれませんね。
毎年5月22日は、国連が定めた生物多様性の日。
あなたも今日をきっかけに、生物多様性について思いを馳せてみませんか。
MISIA