セカンダリースクール奨学生紹介(16) ドルカ
mudefでは設立以来、ケニアのキベラスラムにあるマゴソスクールの子どもたちの進学を支援しています。
2013年から継続支援している1名(ルワビ)と、今回あらたに支援の決まった3名(ボイー、アイリーン、ドルカ)の計4名から、今回はドルカをご紹介します。
ドルカ(Dorcah Atieno)
写真:ドルカと父親
ドルカは、1998年12月、キベラの生まれです。
4人の弟妹がいます。
父親はキベラで肉体労働をしていますが、体調によって普段はあまり働くことができません。
ドルカの生母はドルカが2歳のときに亡くなりました。
父親の再婚相手、現在のドルカの母親は、まるで自分が産んだ子のようにとてもかわいがって彼女を育ててきました。
母はマゴソスクールで洋裁のトレーニングを受け、キベラ内に店を開き、家族はその収入で生活しています。その中からドルカの進学のために少しずつ貯金していますが、5人の子どもを抱え、家族の生活は楽ではありません。
母は以前ははシンガーで、スラムのゴスペルグループでソプラノを歌っていたこともありました。その影響でドルカも音楽が大好きです!!
ドルカの将来の夢は、ジャーナリスト。この進学支援が夢への第一歩となることでしょう!
次回は、新規支援が決まった3名のうち、アイリーンを紹介します。