セカンダリースクール支援 経過報告(21)

mudefが設立以来継続している、ケニアのスラムに暮らす子どもたちを対象にした、セカンダリースクールへの進学支援事業の経過報告が届きました。

1学期が終了して子どもたちは成績表を持って、マゴソスクールへ帰ってきたのですが、残念なことに成績がD以下だった生徒が数名おり、その中にはmudefが支援するルワビもいました。

この奨学支援のプログラムでは、成績優秀であることが条件となるので、本来であれば、成績がDとなった段階で、支援から外すことになります。

た、ルワビの場合、保護者がいないために、学校を離れてもその後の人生設計が難しいことを考慮し、反省文を書かせた上で、学校に戻したとのことです。

勉強も大変ですが、卒業まで頑張ってほしいですね。

5月15日現在支出状況
氏名 呼び名 高校名 学費 交通費 物品購入 合計(シリング) 合計(円)
Form3 Hezron Lwabi ルワビ Kaani Lions 17,000 1,100 3,804 21,904 27,380
Form2 Carrel Odhiambo ボイー Ol Kejuado 20,495 20,495 25,619
Form2 Irene Akoth アイリーン Kaani Lions 17,000 1,100 3,804 21,904 27,380
Form2 Dorcah Atieno ドルカ Kaani Lions 0 0 0 0 0
全体経費 Kaani高校への教員交通費 3,000 3,000 3,750
Olkejuado高校への教員交通費 3,000 3,000 3,750
合計 70,303 87,879

1ケニアシリング=1.25日本円で計算

*ルワビは母親が2004年に亡くなったことから、兄弟たちと祖母の家に住み、村人たちの牛の世話や畑仕事などをして働き、祖母を養っていました。その過酷労働がもとで、言葉を話せなくなった時期もありました。父親はキベラに出稼ぎに来ていましたが高齢と病気のためまともに稼ぐことができず、家族が生活していくのは困難な状況にあります。

 写真左がルワビ、右側がルワビの父親

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