キベラスラムで火事~その後
昨年12月2日に、キベラスラムから火災が発生したとの連絡を受けました。
マゴソスクールから少し離れた建物の電気配線から火が出てそれが引火して広がり、あっという間にその地域一体の長屋がいくつも焼けたそうで、マゴソスクールは図書室側の壁から火が燃え移り、図書室とコンピューター室の壁が焼け落ちました。
長屋が燃えていく中、できるだけの家財道具を運び出そうとする人々が、マゴソスクールの敷地内に流れ込んできました。その人々を避難させていく一方で、混乱に便乗して盗みに入る人々がなだれ込み、マゴソスクールは食糧、コンピューターなど、多くの重要な物品を盗まれました。その一方で、マゴソスクールのために助けに駆けつけ、懸命に消火や物品をレスキューすることを手助けしてくれた人々が大勢いたそうです。
火災の発生から1か月。
マゴソスクールではその後防災壁を作り、火災で焼けた教室も直し、非常口などを各所に取り付けて防災対策を行い、新学期をむかえることができました。まだ工事は続いていますが、マゴソOBOGクラブの活躍が目覚しく、工事、避難者たちのお世話、炊き出し、など、手伝ったことで早い復興ができたそうです。
mudefも支援する4名の生徒を含め奨学支援を受けてセカンダリースクールに通う生徒たちにとって、に戻るはずだった生徒たちが、新年そうそう、ケニアの公立学校すべての教員によるストライキが発生したことで、学校の開始が2週間遅れましたが無事、1月19日から授業が再開、子どもたちは学校に戻りました。
mudefでは今後も奨学支援を通じて、1人でも多くの子どもたちが学び、未来へのチャンスをつかむ手助けをしたいと考えています。
12月mudef支出報告