アフリカの乳児院「New Life Home Trust」
ナイロビ滞在中、MISIAはナイロビにある乳児院「New Life Home Trust」を訪問しました。
New Life Home Trustは1994年にイギリス人の夫婦によって設立され、現在50〜60人ほどの幼い子どもたちが生活しています。
この施設では、誰でも自由に「自分にできること」でボランティアをすることができます。
「アフリカの幼い子どもたちの現状を知りたい」と事前の約束もなく施設を訪れたMISIAも、スタッフの案内を受けた後に早速乳児のお世話をお手伝い!
子どもたちにできる限りの温もりを感じてもらおうとミルクをあげたり、抱き上げたり、2時間ほどの滞在中、ずっと子どもたちの世話をし続けていました。
子どもたちは、路上に置き去りにされたり、親がエイズで亡くなったりといった状況から警察や病院に保護され、施設に預けられます。
しかし、養子や里親への理解が進むケニアでは、子どもたちの多くが、子どものいない夫婦だけでなく、すでに子どもを持つ夫婦、シングルマザーなど様々な人に家族として迎えられて行きます。
さらに、障害やエイズを持つ子どもたちに対しても「大変な状況の子こそ幸せになってほしい」と積極的に引き取られていくことが多いそうです。
施設の話を聞いたMISIAも「日本でも里親や養子の制度がもっと普及し多くの子どもたちが幸せに生きる環境が整うべき」と改めて感じていました。
この施設では、ボランティア以外にも様々な支援が可能です。みなさんもぜひ子どもたちのために「自分にできること」を実践して見てくださいね。