MISIAの里山ミュージアム2021フォトコンテスト結果発表!
石川県の里山里海をテーマにした「MISIAの里山ミュージアム2021フォトコンテスト」。
なかなか外出が難しい時期もありましたが、70作品のご応募をいただくことができました!
写真をお送りいただいた皆様、本当にありがとうございました。
応募写真の審査が終了し、審査結果を発表します!
ここではMISIA賞の3作品をMISIAのコメント共に、そのほかの入賞作品は写真タイトルと応募者をご紹介します。
**MISIAの里山ミュージアム2021フォトコンテスト入賞作品**
★MISIA賞★
【No.50 「森の恵み」/前田肇さん】
ーMISIAコメントー
カタクリの花は、発芽してから花が咲くまでに7年もかかるそうです。
つまり、この場所に毎年花が咲いているということは、少なくとも7年以上はここに自然があったという証拠です。
またカタクリは受粉に虫の力を借りる虫媒花。種はアリが巣に運び、アリは好物の部分だけを取り除いたあと種を巣の外に捨てるそうで、カタクリはこうしていろんなところに種子を運びます。
カタクリの花は、生物多様性があってこそ見られるものです。
最近は土地開発や里山の荒廃で少なくなっていて、今は絶滅危惧種にも指定されています。大切にしたい風景ですね。
【No.59「秋の贈り物」/ エミルさん】
ーMISIAコメントー
キノコといえば、私たち人間は、食べられるか・食べられないかで魅力を測りがち。
けれどキノコは、自然界の循環を支える大きな役割をもっています。
落ち葉や切り株などに生える種類は、それらの有機物を分解し土に戻す役割をしていますし、中には、木の成長を促すものや、土壌の中の病原菌から木を守る役割をすることも。
まさに生態系を支える縁の下の力持ち!
とても瑞々しく可愛いらしく撮れていて、生き物としての“きのこ”の存在を感じました。
【No.70「よく見ると」/ つばくろくんさん】
ーMISIAコメントー
よくミツバチや蝶が、植物の受粉を助けていると言われていますが、蛾も、同じくらい受粉の手助けをしていることがわかってきました。
また選り好みが少なく、多くの種類の花の蜜を吸うのだとか。あの羽の毛も、花粉をいっぱい運ぶのに最適だそうです。
私たち人間は、見た目だとか、自分たちにとって利益があるかないかで生き物の好き・嫌いがあったり、“害虫”や“益虫”という視点で生き物を見てしまうけれど、みんな生物多様性の中に生きている大切な命なんですよね。
それにしても、こんなに綺麗に水滴がつくなんて!きらきら光る自然のドレスですね。
★里山里海賞★
〜石川県の里山里海、そこに生きる生き物や人とのつながりを撮影した作品〜
【No.13「石川の空と大賀ハス」/ 東幸人さん】
【No.31「神域」/オレンジ金魚さん】
【No.32「東屋の三色もみじ」/くまくまさん】
★里山の彩り賞★
〜里山・里海での暮らしや文化、自然の恵みなど生活に彩りを添える瞬間を撮影した作品〜
【No.4「コロナを吹っ飛ばせ!」/まがさん】
【No.9「White carpet」/ 中西優さん】
【No.61「秋の西養寺」/ タケルさん】
★メッセージ賞★
〜想いのこもったタイトルやコメントの作品〜
【No.19 「秋の散歩道」/村井睦さん】
【No.22 「おかえりゲート」/カントクMさん】
【No.55「あの白い翼に憧れて」/ もなかさん】
★SNS賞★
〜Facebook、Instagram上で「いいね」の数が多かった作品〜
【No.1「桶滝 貫徹」/瓜雅和さん】
【No.7「リゾート気分」/まがさん】
【No.15「感謝、そして勇気」/東幸人さん】
【No.16「力強く」/アキオさん】
【No.30「春の目覚め」/ オレンジ金魚さん】
【No.44「ニコニコ製造おじさん」/ドンクリマン3号さん】
【No.46「walk on seaside with lover.」/阿蘇洋さん】
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全ての入賞作品を紹介した動画も公開中していますので、ぜひご覧ください。チェックしてみてください!
▼YouTubeチャンネル「いしかわ里山サウンドウェイブ」
https://www.youtube.com/channel/UCPJz33QDqcwRPbi9_u2Qk3w
また、全応募作品はFacebookとInstagramでご覧いただけます。お気に入りの写真や場所を見つけてくださいね♪
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